《経験談》看護師転職の3つのツールを使ってみた(転職エージェント、転職サイト、ハローワーク)

看護師の転職活動
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悩めるナース
悩めるナース

転職する時って、どこで見つけるの?ちゃんとみつけられるかな?

転職活動を始めると、転職活動をする上でのツールの選択肢が多く、何を利用すればいいか迷いませんか?

看護師で転職は、『ハローワーク』『転職サイト』『転職エージェント』を利用することが多いです。

私も看護師として3回転職をしており、その3つのツールを利用して転職活動をしました。

そこで今回は、『ハローワーク』『転職サイト』『転職エージェント』を一つずつ紹介します。それぞれの、特徴や利用する上での注意点を解説しています。

自分に合うツールを見つけて、転職活動を成功させましょう!

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ハローワーク、転職サイト、転職エージェントの違い

まず、この3つのツールの違いを表にまとめました。

ハロワーク(公共職業安定所)によって運営されています。求職者の利用は無料で利用が可能です。加えて人材を求める企業側の利用も無料でできます。
転職サイト(人材紹介)民間企業が運営しています。WEBサイトを通じて、求人情報を閲覧し、申し込みができるサービスです。一般的には求人の閲覧では登録などは必要がなく、申し込む際に登録が必要となります。担当アドバイザーなどはつきません。雇う側も転職エージェントよりもコストを抑えて求人を出せる仕組み。
転職エージェント民間企業が運営しています。エージェントと呼ばれる、アドバイザーさんと個別で面談し、エージェントから求人が紹介されます。WEBから求人を閲覧することも可能です(基本的に事前登録が必要)。求職者は無料で利用ができます。人材を募集している企業は、成功報酬として手数料を支払います

どれも、求職者は無料で利用ができます!

ハローワークは国が運営しているため無料

ハローワークでは、医療(看護)部門があります。そこで担当者を付けてもらい、一緒に求人を探して行きます。

ハローワークでの、求職から就職までの流れは以下になります。

  1. ハローワークの受付で、求人申込書を記入し、ハローワークカードを発行
  2. 応募したい求人を見つけたら(担当の職員と一緒に探すことも可)職員へ連絡
  3. ハローワークで紹介状を作成してもらい、そのほか応募書類を作成し、自分で応募先へ提出
  4. 面接後、内定の連絡が自分に来る

※コロナ後より、ネットで求人申し込みから応募までできるようになったところも多い。

条件のいい求人が多い

ハローワークは、国が運営しています。そのため、求職者はもちろん、掲載する施設側も無料で利用ができます。

そのため、多くの求人掲載があります。

また、ハローワークの職員さんの話によると

職員
職員

意外とハローワークにしか求人を出さない施設は多いですよ。

とのこと。求人を見てみると、たしかに、時給が高いものなど好条件の求人が多いように感じました。

転職エージェントとは施設側が成功報酬を払う

転職エージェントでの活動の流れは以下です。

  1. 転職エージェントに登録する
  2. 担当エージェントと面談し、キャリア相談や求人案件を紹介してもらう
  3. 選考の準備(面接日程の調整、履歴書や職務経歴書の添削など)をサポートしてもらう
  4. 内定後は給与交渉や退職のサポートをしてもらう

転職エージェントは、求職者は無料で利用できますが、施設側は成功報酬を支払います。

転職エージェントは2種類ある

転職エージェントには大きく分けて2種類あり、『マイナビ看護師』などの大手エージェントと『個人経営』のエージェントです。

私自身の経験をもとに、その2種類の違いを説明します。

個人経営のエージェントは一歩踏み込んだやりとりができる

個人経営のエージェントとの関わりは、知り合いの人にお世話してもらっている感覚になりました。

やりとりも、一歩踏み込んでおり、LINEなど身近なツールで、世間話などもしてくれました。

人によるとは思いますが、とても話やすい雰囲気の人でなんでも相談しやすかったです。

希望の求人がなく結局利用しなかった

何回か会って話したり、電話やLINEでやりとりをしており、信頼関係を築いていました。

しかし、求人案内を見せてもらうと、希望とは合わないものばかり。あまり求人を持っていませんでした。

面接にも行きたいと思えない求人ばかりで選べず、結局、個人エージェントの人とは連絡を取らなくなってしまいました。

個人エージェントもたくさんあるため、もっと探せば求人数が多いエージェントもあったのかもしれませんが、探すことが難しく、それ以降は利用しませんでした。

大手エージェントは求人数は多い

『マイナビ看護師』を利用しました。

マイナビ本社まで担当エージェントさんに直接会い行き(現在はコロナもありwebでもできる)面談をしました。

事前に伝えていた希望に沿った求人と、すこし希望条件とは合わないけれどおすすめの求人を紹介してくました。

求人を見せてもらい、希望に合った求人が見つかったため応募することにしました。

面接日のセッティングや、履歴書や職務経歴書の添削などすべてやってもらえ、合否もエージェントから報告がくるので、とても楽でした。

転職エージェントでは悪いことは教えてくれなかった

エージェントさんはいいことは教えてくれますが、悪い情報はエージェントさんから自ら教えてくれることはありません。

なので、いい情報だけを聞いて、入職すると思わぬ落とし穴があったりします。

それを防ぐためには、面接する病院やクリニックの、社員の口コミなどを調べてみましょう。

看護師の口コミは「ナスコミ」が便利です。

口コミをみて「これは今も続いてたらいやだな」など、懸念点が出てきたら、エージェントに聞いてみてください。直接、面接先の施設へエージェントさんが聞いてくれます。

エージェントに任せっきりにせず主体的に

エージェントは色々お手伝いをしてくれる人という位置付けにして、エージェントの言うことを鵜呑みにせず、主体的に転職活動をしましょう。

エージェントとの面談前に、あらかじめ、希望の病院やクリニックをピックアップしておくのもおすすめです。

そこの病院を紹介してくれたり、似ている所を探してくれると思います。

転職サイトはエージェントを通さず全て自分でやりとりをする

コメディカルドットコム』で求人を探しました。

転職サイトでの活動の流れは以下になります。

  1. 転職サイト内で、条件を入れて求人検索をする
  2. 気に入った求人をみつけたら、サイト内で応募する
  3. サイト内で応募先の人事の方と直接やりとりし面接の日程調整をする
  4. 面接後、サイト内で内定通知をもらう

検索してみると、往診クリニック、保育園看護師、訪問看護、企業看護師、検診クリニックなどの求人が出てきました。

ぱんさん
ぱんさん

エージェントさんを通さないので、自分で面接日程などを手配しなくてならず大変でした。

転職活動の末、クリニックへの就職が決まりました。

職場の内情を知ることが難しい

転職サイトでは、入職前に職場の内情などの情報は全く分かりません。

そのため、内情を知るためには、社員の口コミサイトのナスコミを見てみるのも手ですが、小さいクリニックだと口コミがないことが多かったです。

転職サイトはエージェントを介さないので、職場の内情を知ることは難しいと感じました。

自分が希望する条件の求人があれば転職エージェントの利用がおすすめ

いいエージェントさんに出会えば、親身になって相談に乗ってもらえます

職場の内情も教えてくれるし、不安な点は質問すれば必ず答えてくれます

希望する条件の求人があるならば、エージェントの利用がおすすすめだと思いました。

ただ、雇う側が支払う手数料が高額なため、余裕がある病院やクリニックの登録が多く、小さいクリニックの掲載はほとんどありませんでした。

そのため、近所の小さなクリニックで働きたい場合は、転職サイトも一緒に利用するのもおすすめです。

ぜひ自分にあった転職ツールみつけて、転職活動に挑戦してみてください。

転職を考える看護師さんにおすすめのブログ

転職を考えている看護師さんに向けて、おすすめのブログを紹介します。

現在は、様々な働き方があり選択肢がたくさんあります。

そこでとても参考になりブログをご紹介します。

看護師のだいちゃんという方で、『看護師FIREのすすめ』というブログを運営しています。

こちらのブログは「生活費<在宅ワーク+資産運用」でFIRE達成するための情報を解説しています。

週5日労働ではなく、少しの労働で生活できたら人生が豊かになりそうですよね。

今転職したい看護師さんにとって、とても勇気づけられる内容なので、ぜひ読んでみてください。

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